モンスターサイズ

 

2月22日木曜日 波3m 北西の風強い 大潮

この日とんでもないサイズが上がりました。

この時期、仕事が忙しく、この日も別室でお客さんの相談中に、11時頃携帯が鳴る。海雨太郎からだ。忙しいのでそのまま留守電状態にする。その後海雨大王からも電話が入る。「あー、忙しいのに!」と電話をばっつり切ってやる。一段落してからお昼にでも電話しようと、電話すると何と75cm、4,500gがあがったという。「嘘だー、そんなの釣れるわけねーべよ」大王と太郎の電話は、全然信用できなかった。道の駅の水槽に入っているから後で見に来てくれとのこと。「本当なのか?!」どうやら本当らしい。お昼休みに自宅へ昼飯を食べに行き、さっさと昼飯を済ませパソコンのスイッチを入れる。「モンスターサイズあがる」緊張しながら海アメ情報及びiモードを更新する。

更新し終わり、一服していると次郎からの電話、「今iモード見たら75cm上がったてか?本当か?」本当だよ、今更新したばかりだよ。いつもは、この時期夜8時頃家に帰り、9時過ぎからパソコンに向い、メールの確認、返事、情報整理、11時過ぎやっと更新作業をしているが、お昼の更新は初めてだ。号外もののニュースだ。

 75cm、4,500g

モンスター君ごめんね。写真撮る間我慢してね。

 

このモンスターアメマスは、道の駅の水槽で元気回復後、海に戻されました。

 

その後、何日かモンスターを見に行く勇気がなかったが、次郎に連れられ仕方が無く見に行く。(見たら釣りをする元気がなくなりそうだったので)案の定、水槽の中を悠然と泳ぐ姿は、まさにモンスターだった。とにかくデカイ。4,500gということは、ほとんどシャケに斑点が付いたようなもの。隣の水槽の60cmオーバーと比べても、太さ、大きさが全然違う。直径3mほどの丸い水槽に入れられていたが、人が近づくと水槽をゆっくり一回りして、私たちの目の前で止まって、さらに背鰭を出して泳いでいる。「何だこいつ?」人慣れしているというか、人を馬鹿にしているというか平然としている。背鰭をさわっても逃げない。とんでもないアメマスだ。ちなみに、隣の水槽の60cmオーバーは、人が近づくとピューンと素早く逃げ回る。

これだけスレたアメマスを釣った生嶋さんに敬意を表したい。

この日北西の風が強く波3mの中、周りの人はジグで結構釣れていたという。その中、わずか数メートルしか飛ばないミノーを黙々とキャストし、このモンスターを釣り上げた生嶋さんに再度敬意を表します。

 この日、2月下旬には珍しくカタクチイワシの群が泊川河口左岸から入ったそうです。2日後の24日、赤灯でアワビジグの爆釣がありました。

 人と同じ事をしていたら、モンスターサイズは、あがらない。この教訓を元に20cmの割り箸ジョイントジグミノー60g(オオナゴタイプ)を作ったが、全然飛ばないのですぐ廃盤、私は馬鹿でした。

 

BACK