カラフトマス遠征

 

カラフトマスの遠征に行くようになってから、もう5年ぐらい経ちますね。去年は用事があっていけなかったけど、今年は行ってきましたよ。

2002年8月10日(土)

朝から、ごそごそ釣り道具とキャンプ用品詰め込んで、子供達は甥っ子、姪っ子が来てるので、嫁さんの実家に入り浸りだし、嫁さんはパートで休みがないため、家族を捨て9時半頃島牧出発。札幌に着き、ショップと釣具屋3件ハシゴして、例年実績のあるブリリアントとライトニングウォブラーを買いあさり、また、アワビスプーンも試しに買い、いざ知床へ。太郎とキャンパーKは、元白老の飲んべえ蝦夷バカ(今は兵庫県)を千歳空港まで迎えに行く。私は高速に乗って岩見沢PAまで行き、太郎達を待っている間、スプーンにシングルフックとタコベーをセット後、グーグー。

太郎達が追いついて、蝦夷バカ君と久々の再会。相変わらず飲んべえみたいだ。2台でいざ、知床へ!

ということで、年寄りには知床直行はきついので、滝上で休憩。滝上町の木らら(この字で良かったかな?)で、ご飯を食べ泊めてもらうことにする。木ららは、ログハウスでできた、喫茶店?プチレストラン?で、店主の田村さん(村田さんだったっけ?)は、フィッシングガイドを勤める釣り好きだ。滝上といえばニジマス。今度ニジマスを釣りにきたいなー。ご飯を食べビールを飲んで、つまみも作ってもらいウィスキーを飲んで、ごちそうさまでした。木ららさんには、お世話になりました。太郎達は帰りに滝上でニジマス釣りとのことで帰りも木ららさんにお世話になるとのこと。しかし滝上は寒かった。今年の北海道は冷夏だけどストーブまで焚いてしまいました。

8月11日(日)

ということで、グーグー寝て朝3時に起きて、紋別に走り、カラフト釣りーーーーー!ところが連日の雨と風で海が濁っていて、釣りにならない感じ。ということでそのまま知床に走ることになりました。でも、燃料が残り少ない。スタンドが開くまで道の駅で、ウンコしたり顔洗ったりして時間をつぶす。何とか斜里まで行って燃料を入れ、いざ知床へ。途中オシンコシン裏で、O田ジーとMシーさんに会う。H田の親父も来ているとのこと。やはり海アメのメンバーは結構来ていますね。ということでやっと知床に着き(午前10時頃)、まっすぐ釣りに行きたいとわめいている太郎を無視して、テントを張るぞーといつものキャンプ場へ。ここのキャンプ場は3回目。特別設備が整っているわけでもないけど、何故かここのキャンプ場は落ち着く。テントとタープをセットして、釣れないときのために太郎が用意した、イクラでいくら丼を食べて、2時頃いよいよカラフトマス釣りへ。

いつもの幌別川の右岸の岩場を歩いて行くが、何故か今年の知床は人が少ない。冷夏のせいか?不況のせいか?おかげでいつも河口から1キロほど岩場を歩いていって釣りしていたけど200m程歩いたところから釣りが出来る。

知床のカラフトマス釣りといえば、河口周辺で肩が触れ合うくらい人がごった返して釣りをしているが、ライトタックルでドラグを効かせて釣りしたいため、いつも奥の方へ40分ぐらい歩いて釣りしている。

曇っていて暑くないので、釣りしていても飽きないし、人があまり居ないのでゆったり釣り出来るし、こんな知床は初めて!

ということで、釣れました、4本。サイズ的には不満が残るが、釣れたので、まーいいや!私はライトニングウォブラー14g赤銀のタコベー無しが、殆どでした。他はブリリアント17g赤銀等です。魚が少し遠いのでタコベー無しでやっていました。

キャンプ場に戻って魚に塩をして、保管。明日宅配便で送ろうっと。キャンプ場の近くで温泉に入り、戻って今日は焼き肉&ビール&スコッチパーティー。野郎4人でキャンプして、酒が入るとやはり最後にはエロ話に花が咲きました。

8月12日(月)

眠い目をこすって3時半起床し、釣り座を確保するためすぐ出かけるが、やはり人が少ないので、河口から10分ほどの岩場で釣りを始める。飲んべえ蝦夷バカ君はフライ狙うと思ったら、ロッドのトップガイドが折れている(なんと棒ルーミス16ftロッド十数万円)。エーッ、せっかく飛行機に乗ってここまで着たのに。宅配便での輸送途中の事故みたいだ。通常の使い方では、こんな感じでは折れない。飲んべえ蝦夷バカ君は、ショックのあまり呆然としていたが、気を取り直して手前に入った太郎達の所へ行く。私は数本釣ってから、アタリが遠のいたので太郎達の所へ。太郎達の所は結構ポコポコ釣れていた。魚も見えている。結局みんなで17、8本ぐらい釣り、一人4,5本持って、車に戻る。魚が重い!キャンプ場へ戻り飲んべえ蝦夷バカ君は宅配便業者と連絡が取れ保険で直る見込みだ。そういえば、私の車の中に14ftの棒ルーミスが積んだままだったので、昼から使ってみるとのこと。

昼飯を食べて3時頃釣り再開。でも何か変、網が上がっている。お盆の最中は定置網を上げるため、魚が岸よりする。例年12日に上げるんですね。もっと釣れるんじゃないかということで、さらに熱が入る。基本的には魚はもう良いので、サイズにだけこだわりたい。ということで、1本目に60cmオーバーのオスのせっぱりでした。良い引きでした。カラフトはこうでなくちゃね。飲んべえ蝦夷バカ君は私の14ftフライロッドで狙うが、私のヒットポイントからあと5m足りない感じ。何度かアタリがあるが、ラインを切られたりバラしたりしている。雨がポツポツ降り出して、日も暮れかけた頃、蝦夷バカ君にヒット、ばれないように慎重に、何度もラインを出され、やっと寄ってきた魚は、オスのセッパリ。良いサイズだ、慎重にランディングを手伝う。やったー!蝦夷バカ君フライでカラフト初ゲットでした。良かった良かった。キャンパーKさんは、例年2,3本しか釣れなかったが、今年は違う。ピンクのスプーンでポンポン釣っている。太郎は、少し離れたところで、沖目の大物狙いをしていて、バシャバシャやり取りが見える。午後の部も大漁に終わり終了。

夜は、カラフトマスのバターホイル焼きといくら丼と5Lの生ダルで、乾杯。来年は10Lじゃないと足りないみたい。

8月13日(火)

またまた、3時に起きてと思ったら、少し寝坊して6時過ぎに釣り場へ。私は、アワビスプーンを試すが、風が吹いていて釣りづらい。キャンパーKさんが、大物をヒット。かなり左側に走られ左隣の私のさらに隣の人の方まで走り、私がラインを持ってやっと巻き上げ、私の隣の人にタモ入れしてもらう。60cm後半のオスのセッパリ。かなり岩にラインがすっていたが、よくもったものだ。

その後、風が強くなり早々に引き上げる。

私はこれで、知床を引き上げ島牧に帰るが、他のみんなは16日まで知床にいて、その後滝上でニジマス釣り、18日に帰るとのこと。まだ居たかったけど家族サービスもしないといけないので、10時過ぎに渋々知床を後にする。

私にとって知床遠征は、お盆のお祭りのような物なので、また来年、飲んで釣ってという感じですかね。

来年は、遠投も考えて20g前後のスプーン+シングルフックと少し長めのロッドも用意した方が良いかな?

8月14日(水)

島牧は朝から天気が良かったです。おかげで子供2人+甥+姪=4人連れて海水浴でした。

 

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