江の島 赤灯パワーフィッシング
ダイワモアザン12XH カムイ トゥクシー
ラインシステムの注意点
PEライン用の設計でPE1.2号から2号用です。また軽さとパワーを高次元でバランスされているため、結構シビアなロッドです。
万人向けの高級乗用車を目指したのではなく、F1マシンみたいなのを目指して開発したとのことです。
PEライン専用設計のためガイド径が小さく、特にオーシャンガイドは、細くできているので結構シビアに扱わなければならないです。
私なんか、ロッドをはずすのについついオーシャンガイドごと掴んではずそうとしたら、少し曲がってしまいました。後でペンチで直したけど。繋ぎ部分がしっかりしているので、今はロッドベルトを巻いてはずしています。
メインラインは、PE1号から2.5号までだと思います。(ナイロンは極力使わない方が良いです。結び目でトラブルの原因になります。)スペーサーを入れるのであればPE3号以内、私は4号でトラブリました。リーダーはキャスト時に結び目をトップガイドより出します。キャスト時は、ラインをピーンと張ってキャストすること。これでガイドに絡んだりのトラブルは結構減ります。キャストするときに結び目がガイドに当たる音がしたら要注意です。ラインシステムを見直しましょう。
三郎推奨ラインシステム
メインライン:ハイドロファイン1.5号から2号(4色で飛距離が分かる)またはファイアーライン1.5号から2号
ハイドロは、発売当時表面のコーティングが剥げ、玉になってリールのガイドローラーに詰まることがありましたが、現在は改良されて、良くなりました。
メインラインとスペーサーの結束でダブルラインは極力使わない(トラブルの基)
スペーサー:PE3号6m+電車結び
リーダー:シルバースレッドショックリーダー30lb(8号)80cm+ミッドノット(旧型ミッドforPE)又は電車結び
このシステムだとキャスト時にはPE+PEの電車結びしかガイドを通らないので、ガイドへの衝撃は殆どありません。
リーダーは、1日で取り替えます。(電車結びだと半日かな)スペーサーは釣行5日ぐらいで取り替えます。
メインラインが2号又は2.5号だとスペーサーを入れずにリーダー直結でも良いと思います。
ついに出た!ダイワの赤灯専用ロッド(というか赤灯以外では使わないロッドかな)
ついに出たというか、ダイワがやっと重い腰を上げたというか、やっと出ましたね。
ダイワはハートランドXジグスペシャル以来、江の島の赤灯付近で使えるロッドあまり出してなかったもんねー!やっとやってくれましたねダイワさん!
ということで2002年12月頃からダイワは、赤灯用ヘビーロッドの開発に取り組んでいました。フィールドテスターに起用されたのは、岡氏と清水氏で、赤灯でテストを繰り返しておりました。最初のプロトタイプは、スローテーパーでとても赤灯では使えないという感じだったそうで、全面的に設計を見直したそうです。
それで、最終型のプロトタイプが出来上がりました。そのテストの時、通りすがりの興味津々アングラーの私は、テストの邪魔して、プロトタイプを振らして貰いました。持った感じはバキバキのチョー硬いロッド。棒っこという感じでしょうか?75gのジグを垂らしてもティップが曲がらないし、ガイドにローライダーが2つ逆に付いているし、まともにルアーロッドに見えないとんでも無いロッド。正直なところこんなロッド使えるのか?というのが最初の感想でしたね。しかし振ってみると、ありゃすんげぇ!75gのジグがライナーで一直線遙か彼方へ。120m近くは飛んでいます。非常に気持ちいい「すんげぇ、おもしれぇ!」とワーワーガーガー言って振らして貰っていたんだけど、「あー」とか「うー」とかは言ってないんですよね。ストレス発散には非常に気持ち良いロッドで、ビシューッとジグが飛んでいきます。隣の清水さんは、ビシュッと私よりかなり短いキャスト音で83gのジグが遙か彼方へ。何処に飛んだか分からないぐらいで、少しして海面が水しぶきを上げる。すんごく飛んでいる。色付きのPEラインで140m以上飛んでいる。大したたまげた人だ。清水さんにこのロッドだと鬼に金棒と言うところでしょうか。このロッドで、清水さんの爆釣見てみたいですね。(おいらも爆釣したい!)
そうそう、テレビのザ、フィッシングで村越正海さんが、エジプトでナイルパーチを釣っている放送があったんだけど、その時のロッドがモアザン12XHプロトタイプと言っていたんですよね、もしかしたらと思っていたんだけど、カムイトゥクシーだったんですね!30kgのナイルパーチを釣り上げたんですよね。凄いですね!
ということで、製品版が発売になったみたいだけど、採算を度外視してダイワの技術を結集したロッドだと考えるとメーカー希望小売価格6万円は、高嶺の花だけど安いのかな?
カムイトゥクシーを使いこなすには、ラインシステムが一番問題になりそうです。モンスターR110Pの時も苦労したのですが、ラインシステムが決まるまでブチブチ切れちゃったもんね。
早めに手に入れて、ラインシステムを試行錯誤しないとダメですね。今のところ清水さんのラインシステムが一番有望だと思います。
メインラインPE2号+スペーサーPE4号(8m)+リーダーナイロン40lb(70cm)
かな?
色々試して後でお伝えします。
ということで、早速手に入れました。
真ん中の部分のローライダーが、上下逆に付いていて不思議?グリップは使いやすそう。ロッドエンドから80cmのところに、あー有った。うっすら80cmマーク有りますね。それと繋ぎの部分が、良く出来過ぎていて最初抜けなくなり、ロッドバンドでやっと抜けました。少し注意が必要ですね。抜けないと言うことは良いことだけど(抜くときにガイド曲げないように)。継ぎ目の印ですが、リールを付けた状態だと反対側になるので、逆側に付けて欲しいですね。
テスト1回目
11/2 朝 波2m弱 風南西(追い風)
ロッド:カムイトゥクシー12HX
リール:ツインパワー4000HG
ライン:PE2号(4色ライン、ダイワ製)非コーティングの普通のPEラインだよ
スペーサー:PE6号+5m+電車結び
リーダー:バリバスショックリーダー25lb+1m+電車結び
ジグ:オリジナル60g〜80g
カムイトゥクシーには、やっぱりトーナメントフォースがベストマッチかなーと思ったんだけどお金が無くて、買えないのでツインパワーでテストです。
テストした感じでは、スペーサーのPE6号が太すぎたというところでしょう(周りにこれしかなかったので)。キャストした感じでは、かなりガイドに抵抗が掛かっていたみたいです。そのため何回かは、ガイドに絡みつきました。それでも、80m地点で40cm、120m地点で30cmのアメマスをヒット。40cmは、ロッドもそれなりに曲がっていたので安心しました。ジグのジャークでも曲がるので、心配していたアワセ切れも大丈夫みたいです(プロトタイプのロッドの方が少し硬かったかな?)。飛距離については、体がなじんでいないので、もう少し距離が伸びると思います。
11/2 午後の部 医療センター裏 波2m弱 南西(追い風)
岡さんのタックル
ロッド:カムイトゥクシー
リール:トーナメントフォース3000
ライン:ファイアーライン2号
スペーサー:ファイアーライン4号+5mぐらいかな+スパイダーヒッチ+電車
リーダー:シルバースレッドショックリーダー40lb+1m+電車かな?
三郎のタックル
ロッド:カムイトゥクシー
リール:ツインパワー4000HG
ライン:ファイアーライン2号
スペーサー:PE2.5号+5m+電車
リーダー:バリバスショックリーダー25lb+1m+ミッドfor PE(旧型ミッドノット)
三郎予備リール
リール:トーナメントX3500iA(老体むち打って)
ライン:ファイアーライン2号
スペーサー:ファイアー4号+5m+電車
リーダー:バリバスショックリーダー25lb+1m+ミッドfor PE(旧型ミッドノット)
メインラインを、非コーティングのPE2号から細いファイアーライン2号に変更したので、飛びは格段に良くなってきた。スペーサーは、岡さんのファイアー4号と私のPE2.5号は、同じぐらいの太さで、PE6号と違ってトラブルはなかったですね。リーダーは、1,2時間のキャストでは25lbで持ちましたが、1日持つかどうか疑問です。今度は30lbで試してみます。
カムイは、ガイド径が細いので、メインラインとスペーサーの結束部分をいかに小さく丈夫に結ぶことです。またスペーサーとリーダーの結束部は、リーダーが25lbから40lb使用のためラインが太くなり結束部も大きくなるので、キャスト時にはリーダーの結束部をトップガイドから少し出した状態でキャストした方が良いです。ガイドの中に入れるとかなり抵抗がありました。
岡さんが、キャスト時にベールが戻り、ライン切れしたため私のトーナメントXを使用(ダイワのリールはベールの戻りが甘いので、きつくして!)して、90gまでキャストしたが、問題なく振り抜けました。感じとしては90gリミットぐらいでしょうか。100gも後で振ってみたいと思います(100gのジグあるかな?)。
飛距離に関しては、130m強(追い風)という感じです。キャスト時の最後にスプールリングがラインの抵抗になっているようです。これ以上飛ばすのは、遠投用リールを使うかラインを細くするしかないです。ファイアーなら1.5号、PEなら1.2号でしょうか。あとは、シケの時の実用性と強度の問題でしよう。
ということで、11/3余市で子供のバドミントンの試合があったので、プロショップかわぐちに行って、ラインとフック買ってきました。
シルバースレッドの1.2号(20lb)のPEライン(非コーティング)です。これを、もう一つのツインパワーの予備スプール(5000用)に巻きました。フックは、がまかつふかせ16号です。後で巻かなくちゃ。
リール:ツインパワー5000HG
下巻き:ナイロン+使い古しのハイドロファイン2号50m(メインラインが150mと短いので付け足した)+電車
ライン:シルバースレッドPEライン1.2号(非コーティング)150m+ビミニツイスト+電車
スペーサー:PE2.5号+3ヒロ+電車
リーダー:シルバースレッドショックリーダー30lb+0.8m+ミッドfor PE(旧型ミッドノット)
土日は、これでテストしてみます。なかなかジグ作れないよー!
11/8 波2.5m 風:北西強い
ロッド:カムイトゥクシー12HX
リール:ツインパワー5000HG
ライン:PE1.2号(シルバースレッド)+ビミニツイスト+三つ編み+電車
スペーサー:PE2.5号+3ヒロ+電車
リーダー:シルバースレッドショックリーダー30lb+0.8m+ミッドforPE
ジグ:オリジナル60g〜90g
11/9 波2m 風:北西やや強い
ロッド:カムイトゥクシー12HX
リール:ツインパワー4000HG
ライン:ファイアーライン2号+ビミニツイスト+三つ編み+電車
スペーサー:PE2.5号+3ヒロ+電車
リーダー:シルバースレッドショックリーダー30lb+0.8m+ミッドforPE
ジグ:オリジナル60g〜90g
8日は、波風が強い状態でトラブルはなかったけど細いPEラインでは耐久性が厳しい感じでした。細いラインは波が2m以下の時用かな?
また、斜めの向かい風のためキャストも厳しく、ジグがバタ付いて飛距離があまりでませんでした。
原因は、
1. キャストが下手! 2.ジグの重心がセンター寄り 3.体がまだ対応していない
が考えられます。
1と3は今後改善していきますが、2のジグについては、カムイトゥクシーの能力を引き出せるジグが無い事に気づきました。
ジグは唯一、廃盤になっていた文鎮ジグ?90gが後方重心タイプのため良く飛びました。ブランクの状態でフック無しで投げていたけどね。
そんなわけで、デザインだけ終わっていた90gジグの製作に取りかかりました。
8日土曜日の夜から型彫りに掛かって11日の夜にとりあえず20本型抜きしました。今週末はこれ(ブランクの状態)でテストしてみたいと思います。
ラインシステムに関しては、丸1日振っていませんが、9日のシステムでほぼ良いと思います。
11/15 赤灯:波1.5m弱 風:南西
三郎タックル
ロッド:カムイトゥクシー12HX
リール:ツインパワー5000HG
ライン:PE1.2号150m(シルバースレッド)+ビミニツイスト+三つ編み+電車
スペーサー:PE2.5号+3ヒロ+電車
リーダー:シルバースレッドショックリーダー30lb+0.8m+ミッドforPE
ジグ:オリジナル60g〜93g
岡さんのタックル
ロッド:カムイトゥクシー
リール:フリームス−J4000
ライン:PEライン1.5号(4色ダイワ製、非コーティング)
スペーサー:ファイアーライン4号+10mぐらいかな+スパイダーヒッチ+電車かな?
リーダー:シルバースレッドショックリーダー40lb+0.8m+電車かな?
今回は、新作ジグと改良ジグを使い、PE1.2号150m全部出すゾー!という意気込みでやりました。結果は、あともう少しというところで、キャスト時に下巻きが見える程度でした。糸ふけを取って120mオーバーと言うところでしょうか。
岡さんもフリームス−JにPE1.5号を巻いてきましたが、キャスト時6色目(150m弱)の途中で、同じような飛距離でした。
ジグは、72g、75g、80g3種類、93gと試しましたが、80g前後が私の振り抜ける限界のような感じでした。93gは振り切れなかったです。でも、90gの予定が彫りすぎてしまって93gぐらいあるので、少し削らないと。